鬱の症状に気づくコツ~おかしいなと思ったら早めに相談を~

治らない気分障害ではない

女医

人と一緒に病を克服する

鬱症状の中でも代表的であり、気を付けたいのが抑うつ症状です。こうした症状は患者さんの自殺願望を増大させるため、できるだけ症状が悪化しないように注意する必要があります。鬱病による抑うつ状態を緩和させるにはまず病気に対する正しい知識を持つと良いでしょう。自身のネガティブな思考が鬱による一過性のものだと認識すれば、自殺を避けるものです。患者さんに鬱病に対する正しい理解を身につけさせてくれる場所と言えば病院が挙げられます。特にカウンセリングに力を入れている心療内科や精神科に通う事で、適切に心の問題をケアできるのです。また他にも書籍やインターネットで調べれば鬱に関する基本的な知識が身につくでしょう。一方で人が鬱病にかかる原因やその経過は患者さんごとに多様ですから、自分に則った病気理解を深めたい場合はやはり病院での治療が欠かせないのです。こうした病にかかった場合、人は人間関係から離れてしまうものです。中には偏見に傷付けられたくないとの思いから鬱病を周りの人達に打ち明けられない患者さんもおられるでしょう。しかし自殺願望から逃れるためにも鬱病を抱えた際は理解者を作る事が大切です。家族や恋人など、頼れる人を見つけ出す事で病について話してみましょう。特に仕事を辞めていたり外に出るのが困難な場合、親しい人の援助が欠かせません。鬱病に関する世間の理解を深める上で様々な映画や漫画が販売されていますので、そうしたものを贈って周囲にいる人達の病への理解を深めてもらいましょう。

病を克服するための手助け

病院と同じように鬱病治療に効果的な場所と言えばカウンセリングが挙げられます。そもそも人間はイジメや家庭問題など特定の原因があって鬱病を発症するものですが、こうした問題は投薬治療だけでは効果的に解決しません。そこでカウンセリングで話を聞く専門家と対話する中で問題解決の糸口を掴めるのです。特に友達や家族など身近な人には話せない問題を抱えて鬱病になってしまった患者さんにとって、こうした場所に足を運ぶ価値は高いと言えます。またカウンセリング以外には音楽療法や認知療法を鬱病治療に使用する事ができます。人間が心の問題を解決する上で、効果的な方法は人によって異なります。肩の力を抜いてリフレッシュする時間を持つ事で問題を乗り越えたい場合、音楽療法などを取り入れている病院を探すと良いでしょう。また病院以外にも鬱病の克服を助けてくれる場所は存在しています。例えば同じく鬱病を抱えている患者さんたちのコミュニティに参加すれば自分が将来に抱えている不安などを打ち明けられるのです。人間は人と互いに励ましあう事で問題を乗り越えられるものですから、誰かに真正直な不安を聞いてほしい時はこうしたコミュニティに参加してみましょう。逆にこのような病を発症した際に気になるのが仕事の問題です。もしも過労や職場の人間関係が起因となって鬱病を発症した場合はできるだけ休職期間を挟む事で病気治療が捗ります。その間雇用保険や障害年金をもらえるケースもありますので、お金の問題はそうした方法でカバーしましょう。